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白内障は、目の中の水晶体が混濁し、視力が低下したり、物がかすんだりぼやけて見にくくなる状態です。
糖尿病や外傷・炎症などで進行する場合もありますが、特別な原因がなくても年齢とともに進みます(加齢白内障)。
下記のような自覚症状がありますが、ゆっくり進行した場合など、かなり進行しても気づかない場合もあります。
視力検査や白内障の程度を調べるほか、眼内に他の疾患がないか検査します。
その際、点眼薬で瞳孔をひらく処置が必要になります。(「散瞳」とよびます。)
6~7時間ほど、見え方が変わります。まぶしい、ピントが合わない、などの状態になることがあります。
軽度のものは還元薬の点眼処方で経過観察します。
残念ながら点眼治療では明確な改善は期待できません。
白内障の進行(悪化)を食い止めるのが目的ですが、いずれ進行します。
混濁した水晶体の明確な治療は、白内障手術です。
混濁した水晶体を除去し、かわりに眼内レンズを挿入します
眼内レンズの度数調整で、眼鏡等の必要性が減少します。